実績あるコンサルタントがお応えします。

  • 介護事業ならではの側面から営業を考えます。
  • 新規開業時の営業計画をご提案します。

事業所の理念・方針の策定

利用者・家族へ向けてのメッセージ

 理念・方針は、事業所の特色を示す最大のメッセージです。

 理念や方針は、立派な言葉でなくても良いのです。素朴な言葉でも、オーナーやそこで働く職員の思いが伝わるものであれば、受け入れられます。

 理念や方針がはっきりしていて、職員一丸となって同じ方向に進んでいれば、利用者や家族にもその熱意が伝わります。

職員のベクトルを合わせる

 事業主の力強い理念・方針は、内部の結束力を高めます。

 利用者獲得を意識した、美辞麗句のかたちばかりの理念・方針は無意味です。事業主の思いに共感すれば、職員は自ら動くようになります。

  • 経営者が、事業にかける覚悟を示す
  • 従業員が、方向性をひとつにし、まっすぐ突き進む
  • 共感を得て、応援者を増やす(株主、取引先、協力者)
  • 利用者や家族の信頼を得て、利用動機につなげる

地元愛が事業所の魅力をアップする

 介護事業の特色としては、「地域」に根差す事業であるということです。利用者はすべて地元の人たちです。通販で遠いところの人にまで物を売るような商売ではありません。

 そのことを考えると、理念や方針に「地元愛」が伝わるものが心に響く重要なポイントになります。

利用したくなる事業所の魅力

安心・安全が信頼獲得の第一歩

 事業所を選ぶ一番のポイントは、安心・安全です。基本中の基本ですが、当たり前すぎて案外見落としがちな点もいくつかあります。

 安心は、ハートです。安全は、ハードです。
 
 例えば、災害時避難について、火災報知機やスプリンクラー、非常階段の設置などハードの部分が安全です。いざという時それらを正しく使うための訓練などソフトの部分が安心です。

 利用者や家族がどのようなことに不安を感じるのか、初めて事業所を見学した時にどこを最初に見ているのか。
 想像力を働かせて事業所を見つめ直すことが大切です。

ホスピタリティな対人援助

 介護サービスは、肌が触れ合う対人援助です。特に身体介護が必要な場合は「身を任せる」わけですから、「この人になら任せられる」という安心感を感じていただかなくてはなりません。

 利用者が何を必要としているか何に不快感を感じるかを察して、気配りの対応が必要です。

 また、豪華な調度類や立派な施設よりも、家庭的な雰囲気が望まれます。

 家庭的とは、心からくつろげて素の自分のままでいられる居心地の良さです。ご自宅の環境に近い日常空間が落ち着きます。ホテルのような豪華な施設は、非日常空間であり、短期的には楽しめても心からくつろげる場所とは限りません。

 また、介護事業は

高齢者が住み慣れた地域や住まいで尊厳ある自立した生活をおくる

 ことを目的としています。

 自立支援とはどういうことなのかを良く理解し、そのためのサービスを充実させることが、事業所の強みになります。

自立支援を理解して目標に近づける

 「介護はサービス」という考えが定着し、ホスピタリティやおもてなしの接遇が広まったのはとても良いことです。しかし、行き過ぎたお客様扱いは、時として利用者の自立を阻みますので注意が必要です。

 介護保険制度では、自立支援を目標としています。自立に向けた機能訓練の成果をあげることは、介護事業所の命題です。
 
 自立支援に効果的な、シャッキリ体操。シャッキリ体操は、事業所のファンが増えたと好評です。

プロモーション活動

地域包括ケアの一員として情報提供

 介護事業所の利用者獲得の第一歩として、まずは居宅支援事業所へのアプローチが行われます。ケアマネジャーに事業所の存在すら知られていなければ、利用者を紹介していただく機会を逸します。
 利用者や家族が直接事業所に利用を申し込むこともありますが、実態としてはほとんどがケアマネジャーのコーディネートによります。

 介護事業所の営業活動は、セールスではなくプロモーション活動です。地域資源のひとつとして、事業所の存在や特色を知っておいていただく必要があります。

地域に愛される事業所になる

 地域の活動に積極的に参加し、身近な隣人から輪を広げていきましょう。

 特に、隣接した住居や商店には、介護事業所運営について理解を得ておく必要があります。送迎時の出入り・大声や音楽・災害時の対応など、注意深く見られています。地域で孤立した事業所にならないように、日ごろのお付き合いを大切にしましょう。

 認知症の方の見守り協力は、あらかじめお願いしておくと良いです。交番、消防署、郵便局などの公共施設だけではなく、コンビニやスーパーなど、生活者として立ち寄る場所は、要チェックです。

  • 隣接した住宅や商店とは良い関係が築けていますか
  • 送迎時の乗降では、近隣の方や通行者に不便をかけていませんか
  • 認知症の方の見守り協力をお願いしていますか
  • 地域のイベントや祭り等に参加・協力していますか

 地域包括ケア構想については、厚生労働省のHPをご覧ください。