介護事業職場環境向上支援員

 介護事業職場環境向上支援員(以下、ESサポーター)は、おもにシニア人材の活用推進を目的に、シニアに期待される役割を資格化したものです。資格にすることで、知識として学ぶだけではなく、働く者と雇用側の双方で位置づけを理解してミスマッチを防ぐことが狙いです。(対象はシニア限定ではありません。どなたでもご受講いただけます)

 働くシニアは役割を自覚し、雇用側はシニアの働く意欲を応援します。

 そして、シニアスタッフと若い介護職員との溝を埋めることを期待します。ESサポーター講座では、介護の専門性とはなにか、プロとして介護サービスをするということはどういうことかを学びます。長時間の研修を経て介護の知識や技術を学んできた介護職員が、仕事をするうえで何を大事にしているかが分かるようになります。介護職の専門性を尊重し、理解・応援する姿勢をもつことも狙いの一つです。

 ESサポーター認定資格制度は<介護職員を応援する>役割りを担う人材を育成することを目的とします。ESとは職員満足。職員が働きやすく働きがいのある職場づくりを目指します。介護職員が生き生きと働いて十分に力を発揮できれば、利用者への介護サービス質向上につながります。

 また職員同士の関係性が良くなれば、離職防止になり定着につながります。そのための輪を保つ役割としても期待されます。

 認定講座では、介護の職場環境を整えるため、ESについての基本的な考え方を理解し、働きやすさ働きがいのある職場づくりのための基礎知識を学びます。
 
 メンターとして職員の支えになることができる基本レベルを身につけた方を、介護事業職場環境向上支援員(ESサポーター)として認定します。働きやすく働きがいのある介護の職場づくりのために、職員に寄り添い、職員と一緒に力を発揮されることを期待いたします。

 さらに、働きやすく働きがいのある介護の職場づくりを積極的に行い、社内制度や社内研修制度などを構築するための知識を得た方を、介護事業職場環境向上推進員(ESインストラクター)として認定します。介護の職場をより積極的に改善・向上するためのアドバイスをしたり、ESサポーターの講師として活躍したりできます。(講師登録は、介護関連有資格者)

ESの3ステップ

【趣 旨】

対人援助職の介護事業では人が宝です。人材の質が介護サービスの質に直結するといっても過言ではありません。宝を育む職場環境を良くするには、ESの考えを理解して職員同士の調和を図る役割が必要です。
ESの考え方を理解して、介護職員の働きやすさや働きがいをサポートすることが、ESサポーターの役割です。
※ ESとは、Employee Satisfaction(職員満足)

【目 的】

  • 介護の職場環境改善と若い職員の精神的サポート
  • シニアの社会貢献意欲の向上と役割認識によるやりがい創出
  • ES向上(職員満足)により、CS(利用者満足)の向上(サービスの質向上)
  • 資格制度とすることで、働く側、雇用側の双方に役割を認識させる

【対 象】

  • 社会経験や実務経験を有し、軽作業程度を行う体力がある成人男女
  • 社会貢献意識があり、若い世代への思いやりがある人
  • サポートという役どころでも、自分ならではの力を発揮したいと考えている人

【おもなカリキュラム】

  • ESの基本的な考え方
  • 介護保険制度の基本
  • 介護事業の意義や魅力・今後の展望
  • 介護についての基本理解
  • 介護サービス質向上のためのサイクル(PDCA)
  • コミュニケーション技法
  • 介護における接遇
  • メンターとしての役割

【後援】

日本応用老年学会